塗り壁の種類
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・小さいお子様がいらっしゃるご家庭へ
- 天然素材が主成分で有毒ガスを発生しませんので、一日中窓を閉め切らなければならない季節でも、安心してお部屋にいることができます。
- 調湿効果に優れているので、窓ガラスや北側の壁、ドアなどの結露を緩和できます。結露した箇所へのカビの発生や、カビをエサとするダニの発生を抑える効果もあります。
- 生活臭やペットの臭いも吸着して、やわらかな空気のお部屋になります。
- けいそう土は「土」ですので燃えません。防火性に優れた壁になりますので、万が一、火災が発生したときは延焼を防ぐとともに、逃げる時間を確保出来ます。
・ご家庭で、今以上に癒されたい方
- 多くの人類は昔、洞穴で生活していたと言われています。「土」の壁に囲まれると、人は太古を思い出し、安心して癒されると言われています。
- やわらかな暖かみのあるカラーが多いので、自然の色彩でお部屋があかるくなります。
- タバコの煙や灯油のススを吸着する性能をもっているので、いやな臭いを抑えて空気をきれいに保ちます。
- 断熱効果と蓄熱効果に優れているので、夏は涼しく、冬は暖かいお部屋になります。
※リフォームにも最適で、今の壁がビニールクロスでも古い塗り壁でも工事することができます。
・けいそう土とは?
珪藻土は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)です。(Wikipediaより)
火に強いので、「七輪」や壁に煙突を固定する「メガネ石」の材料などとして昔から使われてきました。 最近ではビールやお酒のろ過剤、食品添加物などとして、幅広く利用されています。
また、珪藻土の持つやわらかな雰囲気と高い機能を活かして、20年ほど前から建築仕上材に使われるようになりました。
新横浜駅のところのラーメン屋さんの壁。きれいな壁だったので撮ってみました。
(珪藻土の原石)
・けいそう土の主な産地
世界各地で産出されますが、国内では主に秋田県鹿角市、石川県能登地方、岡山県蒜山地方、北海道稚内地区で多く採られています。
弊社応接室にある、けいそう土の原石は鹿角産です。
・けいそう土の特徴
(珪藻土の顕微鏡写真)
顕微鏡写真を見てもわかる通り、細かい穴が沢山あいている多孔質の鉱物です。「炭」は吸着効果に優れていることでも知られていますが、その5000倍もの穴があいていると言われています。この無数の穴に空気や水分を取り込むことで優れた性能を発揮致します。
商品によっては、シックハウスの原因と言われるホルムアルデヒドを分解する効果のある内装材や、悪臭を吸着して分解してしまう効果のある内装材もあります。
- ホルムアルデヒド分解機能を持った壁材
タイガーケンコート(吉野石膏)
けいそうモダンコート、けいそうリフォーム、けいそう土壁(四国化成工業)
- 悪臭分解機能を持った壁材
けいそうモダンコート天井、けいそうリフォーム天井
・けいそう土の内装材の仕上げ
けいそう土の持つ、やわらかな雰囲気は様々な空間を演出します。
「和風」 |
けいそう聚楽、けいそう土壁、洛土(以上、四国化成)、けいそうわら聚楽、けいそう梨地じゅらく(以上、梅彦)、けいそう日本聚楽(サンクス)、やすらぎKN(近畿壁材) |
「洋風」 |
けいそうモダンコート(四国化成)、イーフィット(梅彦) |
「漆喰調」 |
タイガーケンコート(吉野石膏)、けいそうしっくい(梅彦)、シルタッチ(フジワラ化学) |
「リフォーム用」 |
けいそうリフォーム(四国化成)、けいそうリボーン(梅彦) |
●マンションのお部屋の塗り替えの様子
●小会議室もリフォームしました。壁はしっくい壁、床はしっくいタイルです。
・けいそう土の内装材の添加剤
下地との接着性を良くして、きれいな壁を長持ちさせるため、また、仕上がりを良くするために、多くの商品で最小限の合成樹脂(もちろん有害物質は放出しません)が使われています。合成樹脂を使っていても優れた調湿性などの珪藻土の特長を表す製品も多くあります。
少々、材料価格が高くなりますが、100%自然素材の商品もあります。
固結剤には海藻から抽出された糊を使ったり、白色セメントを使ったりするものが主流です。
- 自然素材100%のけいそう土の内装材
洛土(四国化成)、けいそうしっくい(梅彦)、やすらぎKN、淡路なんばKN(以上、近畿壁材)